2021/12/11 14:32

キャスティング


現代フライフィッシングはラインシステムの多様化に伴いキャスティングも多種多様に存在します

オーバヘッドキャスト

トラディショナルスペイ

スカジットキャスト

アンダーハンドキャスト

シングルハンドスペイ

etc

これだけのキャスティングがありますが残念ながら1つとして容易に習得できるキャスティングはありません

どのキャスティングを選ぶかは使用ラインシステムにもよりますが 各フィールド条件(地形等)に影響を受けないキャスティングがベストと言えるでしょう

キャスティング技術の向上を考えているのなら我流キャス練よりインストラクターによるレッスンを受けた方が数倍の近道です

鱒から求められているキャスティングはキャスティングの種類ではなく

「常に100%のターンオーバー」

です

フィールドでより遠くに毛鉤を届けたいのは釣り人のサガです しかしキャスティング能力を超えたロングキャストを行ってもターンオーバーしない毛鉤には鱒は見向きもしてくれません(詳細は後々)それどころかミスキャストは鱒を警戒させ散らすだけです

「ミスキャストは鱒を遠ざけます」

結果 無理をせず100%のターンオーバーを優先し自身のキャスティング範囲内で組み立てた方が鱒を獲れる確率が上がります